山中人独語

楽しかった海外旅行のエピソードをつづります。

2014年09月

リスボン2
ジェロニモス修道院(世界遺産)
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して、エンリエ航海王子が建設した礼拝堂を基に、マヌエル1世によって造られた修道院。
設計者は、多くのマヌエル様式を残した巨匠ボイタックと、死後を引き継いだスペイン出身のジョアン・デ・カスティーリョ。
東方交易や植民地支配で得た巨万の富が建築費として投入され、1502年の着工から300年以上もの長い年月を費やし、19世紀に完成。
この修道院は、完成度の高さから、ポルトガル建築の最高峰と讃えられ、1983年、世界遺産に登録されました。
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付属のサンタ・マリア教会(世界遺産)
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サンタ・マリア教会とジェロニモス修道院
あまりにも巨大で全体像が撮れません。
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観光客とミサに出席するために並んだ人たち
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サンタ・マリア教会の正門
中央に聖母マリアの像、左右に24人の聖人像
扉上の中央にエンリケ航海王子の像
扉上のアーチ内に聖ジェロニモスの生涯像
1584年にここを訪れた天正遣欧少年使節は、その壮麗さに驚嘆したそうです。
わかります!わかります!
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教会の塔
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中庭を取り囲む回廊
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回廊は2階建てになっており、1階をボイタック、2階をカスティーリョが設計
大航海時代を象徴するモチーフがびっしりと彫りこまれています。
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回廊から見た中庭
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中庭
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中庭と回廊
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中庭から見た回廊と塔
1階と2階では、形状や装飾に微妙な違いがあります。
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リスボン
リスボンは、その恵まれた地形により、海の遊牧民フェニキア人をはじめ、数多くの民族による支配下で、海外交易の拠点として発展した商業都市です。
1255年の首都制定以降、西欧随一の美しさと謳われた街は、1755年の大j地震により壊滅しましたが、その後、見事に復活を遂げました。
テージョ川の河口に広がる街は、坂が多く、また、大きく7つの地区に分かれている形状から「7つの丘の街」とも呼ばれています。
旅8日目
いつもの通り、朝7時に朝食をとりました。
よし、今日も頑張るぞ・・・!
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ホテルの2階レストランから見た街の風景
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ホテルを9時ごろ出発し、最初に目に飛び込んできたのが、アグアス・リブレス水道橋です。
全長18km、高さ65m、ジョアン5世の命で1728年から20年の歳月をかけて造られました。
1964年まで使用されていたそうです。
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テージョ川沿いに着きました。
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釣りをしている親子連れも・・・
何が釣れるのかな・・・?
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テージョ川
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ベレンの塔(世界遺産)
16世紀、テージョ川を行きかう船を監視し、河口を守る要塞として建てられた見張り塔です。
正式名称は「サン・ヴィセンテの砦」
マヌエル1世の命を受けたフランシスコ・デ・アルーダが設計、1519年に完成しています。
マヌエル様式を代表する建築の1つで、純白のドレスをまとった貴婦人にたとえられています。
作家司馬遼太郎は、「街道をゆく~南蛮のみちⅡ」の中で「テージョ川の公女」とたたえています。
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軍事的機能を失った後は、船の通関手続きを行う税関や電報局になっていたそうです。
現在は、海洋博物館になっています。
1983年、世界遺産に登録されました。
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公園には、昔の水上飛行機が展示されています。
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4月25日橋
1966年に開通したときは、サラザール橋と命名されたそうですが、1974年4月25日に起こった「リスボンの春」と呼ばれる革命(カーネーション革命)を記念して、4月25日橋となったそうです。
対岸のアルマダには、高さ78mの台座の上に、28mのキリスト像が立っています。
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ヨットハーバーもありました。
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エヴォラからリスボンへ
ポルトガルの地図
エヴォラからポルトガルの首都リスボンへ向かいます。
約125km
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エヴォラを午後5時半ごろ発ち、1時間半が経過したころ、川が見えてきました。
リスボンの入口にあるテージョ川です。
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川幅が広いので、海のように見えます。
川の向こうにリスボンの街が見えます。
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近代的な街並みが広がっています。
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川を渡り街中へ入ってきました。
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これから出会うリスボンは、どんな街でしょうか?
胸が高鳴ってきました。
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バスコ・ダ・ガマ記念碑
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宿泊するホテルは、アルティス・パークホテル
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夕食をとってシャワーを浴び、明日に備えるため、早めに寝ました。
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おやすみなさい!
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平山郁夫展
熊本県立美術館で「平山郁夫展」が開かれているので、見に行った。
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「シルクロードから薬師寺へ」が、それ。
約100点以上の作品が、展示されている。
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ここでは、その中から15点の作品をアップ・・・
展示作品は、撮影禁止だったので、ポスト・カードで・・・
アップしたポスト・カードには、展示されていない作品も含まれています。
平山郁夫のシルクロードをテーマとした作品は、青の世界黄土の世界に分けることができる。
青の世界
タージマハル(インド)
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ブルーモスク(イスタンブール)
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シルクロードを行くキャラバン・西(月)
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パルミラ遺跡を行く・夜
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薬師寺東塔
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敦煌莫高窟 華を持つ菩薩
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黄土の世界
シルクロードを行くキャラバン・東(太陽)
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パルミラ遺跡を行く・朝
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敦煌A
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敦煌莫高窟
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楼蘭遺跡
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絲綢の路 パミール高原を行く
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求法高僧東帰図
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世界遺産
アンコールワット遺跡・朝陽
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アンコールワット遺跡の朝
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エヴォラ3(世界遺産)ポルトガル
エヴォラで一番高い所にある広場に出ました。
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ローマ神殿跡
2~3世紀、ローマ帝国によって造られた神殿
さすがローマ帝国、ここにも神殿を造っていたのですね。
感服しました・・・!
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別名;ディアナ神殿
中世に砦として利用されたため、壊されることなく残ったということです。
御影石を用いた柱、エストレモス(大理石の世界的産地として知られるポルトガルの街)産の大理石を用いた柱頭と柱基がしっかりと残っています。
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広場横の小さな教会では、結婚式があっていました。
結婚おめでとう・・・!
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ローマ神殿の先には、公園がありました。
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現代彫刻も・・・
日本人彫刻家北川昌邦の作品
こんな所で、日本人の作品を見るとは・・・
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公園から見たエヴォラ市街
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公園から見たローマ神殿跡
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見学し終わって、バス駐車場へ下ります。
両側には、土産物店が・・・
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白壁の家
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エヴォラを見学し終わって、これからリスボンへ向かいます。
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