リスボン2
ジェロニモス修道院(世界遺産)
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して、エンリエ航海王子が建設した礼拝堂を基に、マヌエル1世によって造られた修道院。
設計者は、多くのマヌエル様式を残した巨匠ボイタックと、死後を引き継いだスペイン出身のジョアン・デ・カスティーリョ。
東方交易や植民地支配で得た巨万の富が建築費として投入され、1502年の着工から300年以上もの長い年月を費やし、19世紀に完成。
この修道院は、完成度の高さから、ポルトガル建築の最高峰と讃えられ、1983年、世界遺産に登録されました。
付属のサンタ・マリア教会(世界遺産)
サンタ・マリア教会とジェロニモス修道院
あまりにも巨大で全体像が撮れません。
観光客とミサに出席するために並んだ人たち
サンタ・マリア教会の正門
中央に聖母マリアの像、左右に24人の聖人像
扉上の中央にエンリケ航海王子の像
扉上のアーチ内に聖ジェロニモスの生涯像
1584年にここを訪れた天正遣欧少年使節は、その壮麗さに驚嘆したそうです。
わかります!わかります!
教会の塔
中庭を取り囲む回廊
回廊は2階建てになっており、1階をボイタック、2階をカスティーリョが設計
大航海時代を象徴するモチーフがびっしりと彫りこまれています。
回廊から見た中庭
中庭
中庭と回廊
中庭から見た回廊と塔
1階と2階では、形状や装飾に微妙な違いがあります。