山中人独語

楽しかった海外旅行のエピソードをつづります。

2016年05月

紫陽花の一夜の雨に艶やかに  久保田一豊
紫陽花の季節となった。
近くを散歩していると、よく紫陽花を見かける。
地震で打ちひしがれた心に、一服の清涼剤となっている。
額紫陽花
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薄青の紫陽花
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赤紫の紫陽花
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白紫陽花
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青い額紫陽花
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七変化の紫陽花
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七変化の紫陽花
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額紫陽花 
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赤紫の紫陽花
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額紫陽花
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熊本地震2
格子戸が倒れた山中人家の入口は、歯が抜けたようにしまりがなくなった。
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隣のマンションは、壁が崩れている。
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家の周りを見回すと、屋根にブルーシートがかぶっている。
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ほとんどが、年数の経過した家の瓦である。
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この家は、見た目は新しいのだが、瓦がやられている。
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この家は、のり面が崩れている。
後日、家は解体された。
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この家は、シートをかぶせてないので雨漏りしていることだろう。
幸いにも、人は引っ越して誰も住んでいない。
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古い長屋にもブルーシートが・・・
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この家の家族は引っ越したのだろうか?
無人になっている。
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新しい家だが、屋根にはブルーシートが・・・ イメージ 10

今回の熊本地震は、瓦屋根のもろさを露呈した地震だった。
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熊本地震(前震)
4月14日、予想もしていなかった震度7の地震が発生した。
午後9時過ぎだった。
山中人は、ちょうどテレビを見ていた。
とっさに本棚が倒れないように両手で本棚を押さえた。
長い揺れ・・・
テレビや棚の上にあったものは、すべて落ちた。
部屋の中は、足の踏み場もないほど・・・
翌朝(15日)庭に出てみると、山中人家のシンボルである格子戸が、無残にも倒れていた。
言葉がなかった。
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熊本地震(本震)
家の周りを見てみたが、特に格子戸以外問題はなかった。
ほっと胸をなでおろした。
そして、その日は深い眠りについた。
その時は、2回目の地震(本震)が起ころうなど想像もしていなかった。
ところが、4月16日午前1時過ぎ、それは突然起こった。
突き上げるドーンという縦揺れに続いて、大きな横揺れが長く続いた。
山中人は深い眠りについていて、何が起こったのか、最初は夢うつつだった。
本棚やタンスがスローモーションのようにベッドに倒れてくるのを感じた。
正気に返り、周りを見回したが、暗くてよくわからなかった。
起き上がろうとしたが、起き上がれない。
体の上に本棚が倒れていた。
本棚のガラスは割れており、本が体の上に散らばっていた。
枕元に置いていた懐中電灯を探したが、すぐには見つからなかった。
本棚はベッドのヘリで支えられ、斜めになって止まっていた。
助かったと思った。
やっと懐中電灯を見つけ出し、あたりを照らしてみた。
タンスは斜めになり、上部が横向きになっていた。
部屋の中はめちゃめちゃだった。
よく生きていたなと思った。
夜が明けて、家の周りを見た。
無残にもモルタルの壁が剥がれ落ちていた。
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一階のサッシのガラスがレールから外れ割れていた。
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台所の出窓は今にも崩れ落ちそうになっていた。
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壁のいたるところにひびが入っていた。
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瓦がいたるところに落ちていた。
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割れたた瓦をどう処分したらいいか途方に暮れている。
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屋根は、現在シートで覆われている。
瓦を葺くには、半年から1年はかかるという。
梅雨や台風が心配である。
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