2016年05月31日 紫陽花 紫陽花の一夜の雨に艶やかに 久保田一豊 紫陽花の季節となった。 近くを散歩していると、よく紫陽花を見かける。 地震で打ちひしがれた心に、一服の清涼剤となっている。 額紫陽花 薄青の紫陽花 赤紫の紫陽花 白紫陽花 青い額紫陽花 七変化の紫陽花 七変化の紫陽花 額紫陽花 赤紫の紫陽花 額紫陽花 タグ :#春
2016年05月30日 熊本地震2 熊本地震2 格子戸が倒れた山中人家の入口は、歯が抜けたようにしまりがなくなった。 隣のマンションは、壁が崩れている。 家の周りを見回すと、屋根にブルーシートがかぶっている。 ほとんどが、年数の経過した家の瓦である。 この家は、見た目は新しいのだが、瓦がやられている。 この家は、のり面が崩れている。 後日、家は解体された。 この家は、シートをかぶせてないので雨漏りしていることだろう。 幸いにも、人は引っ越して誰も住んでいない。 古い長屋にもブルーシートが・・・ この家の家族は引っ越したのだろうか? 無人になっている。 新しい家だが、屋根にはブルーシートが・・・ 今回の熊本地震は、瓦屋根のもろさを露呈した地震だった。 タグ :#春
2016年05月30日 熊本地震 熊本地震(前震) 4月14日、予想もしていなかった震度7の地震が発生した。 午後9時過ぎだった。 山中人は、ちょうどテレビを見ていた。 とっさに本棚が倒れないように両手で本棚を押さえた。 長い揺れ・・・ テレビや棚の上にあったものは、すべて落ちた。 部屋の中は、足の踏み場もないほど・・・ 翌朝(15日)庭に出てみると、山中人家のシンボルである格子戸が、無残にも倒れていた。 言葉がなかった。 熊本地震(本震) 家の周りを見てみたが、特に格子戸以外問題はなかった。 ほっと胸をなでおろした。 そして、その日は深い眠りについた。 その時は、2回目の地震(本震)が起ころうなど想像もしていなかった。 ところが、4月16日午前1時過ぎ、それは突然起こった。 突き上げるドーンという縦揺れに続いて、大きな横揺れが長く続いた。 山中人は深い眠りについていて、何が起こったのか、最初は夢うつつだった。 本棚やタンスがスローモーションのようにベッドに倒れてくるのを感じた。 正気に返り、周りを見回したが、暗くてよくわからなかった。 起き上がろうとしたが、起き上がれない。 体の上に本棚が倒れていた。 本棚のガラスは割れており、本が体の上に散らばっていた。 枕元に置いていた懐中電灯を探したが、すぐには見つからなかった。 本棚はベッドのヘリで支えられ、斜めになって止まっていた。 助かったと思った。 やっと懐中電灯を見つけ出し、あたりを照らしてみた。 タンスは斜めになり、上部が横向きになっていた。 部屋の中はめちゃめちゃだった。 よく生きていたなと思った。 夜が明けて、家の周りを見た。 無残にもモルタルの壁が剥がれ落ちていた。 一階のサッシのガラスがレールから外れ割れていた。 台所の出窓は今にも崩れ落ちそうになっていた。 壁のいたるところにひびが入っていた。 瓦がいたるところに落ちていた。 割れたた瓦をどう処分したらいいか途方に暮れている。 屋根は、現在シートで覆われている。 瓦を葺くには、半年から1年はかかるという。 梅雨や台風が心配である。 タグ :#春