山中人独語

楽しかった海外旅行のエピソードをつづります。

2020年01月

南方長城
鳳凰古城の郊外に南方長城があります。
この長城は明代の1554年に建設が始まり1622年に完成した長城です。
長城の総延長は380km
この長城は湘西の漢民族を城壁の中に入れず、
苗(ミャオ)族を外に出さない役割を担っていたといわれています。
駐車場に南方長城の地図がありました。
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長い階段を登って東楼門に向かいます。

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ハアハア言いながら登りました。
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振り返ると急な階段だとわかります。
健脚でないと登れません。
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階段を登ったところに南方長城を説明した石板がありました。
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東楼門をくぐると広場になっていました。
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広場には、碁盤の目に敷き詰められた敷石の一角がありました。
2003年と2005年には、ここで子どもたちが白服と黒服を着て、
白黒の傘をかぶり碁石になって中韓囲碁団体戦があったそうです。
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広場の周りには、城壁が残っている場所もあります。
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兵舎跡のようです。
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広場を取り囲む城壁です。
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城壁の一角から広場を見たところです。
城壁は山に向かって続いています。
時間がなかったので山に続く城壁の方にはいきませんでした。
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城壁に据え付けられた大砲です。
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城壁から西側を見たところです。
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城壁から広場の兵舎跡を見たところです。
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1時間ほど見学して、また、長い階段を下りました。
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沱江(だこう)の川下り!
鳳凰古城を貫いて流れる沱江
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川沿いに三層の木造家屋が立ち並んでいます。
右側の船着場から屋形船に乗ります。
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沱江にかかる飛び石
観光客が渡っています。
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屋形船に乗って沱江を下ります。
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前方に屋根付きの虹橋が見えてきました。
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川にせり出した家を杭で支えています。
吊橋楼というそうです。
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太公望がのんびりと魚釣りをしています。
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こちらにも太公望が・・・!
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終点の万名塔が見えてきました。
川の安全を祈って住民が建てたそうです。
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屋形船が帰っていきます。
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虹橋と帰っていく屋形船
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虹橋に登ります。
虹橋
虹橋から見た川下の景色です。
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虹橋から見た川上の景色です。
ニュージーランド出身の作家ルイ・アイリが
「中国で最も美しい町」と称賛したのもうなずけます。
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鳳凰古城の作家沈従文!
旧市街の一角に中国の作家沈従文の旧居があります。
沈従文は、湖南省鳳凰古城出身の作家で、
「辺城」など西南辺境を舞台にした小説を書いた作家です。
中華人民共和国建国後に非政治性を批判され、自殺未遂を図ります。
のちに考古学の研究に転じ、大著「中国古代服飾研究」を著しています。
狭い路地を沈従文旧居に向かいます。
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旧居入口に看板が掲げてあります。
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旧居に入ると入口に沈従文の略歴が掲示されています。
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中庭で案内人から説明を受けます。
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室内には沈従文夫妻の写真が掲示してありました。
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似顔絵や胸像も飾られていました。
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両親の写真も掲示されています。
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書斎の机
ここで小説「辺城」は書かれたそうです。
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書斎には簡易なベッドもありました。
ここで寝起きしながら小説を書いたのでしょうか?
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部屋から見た路地
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小説「辺城」も展示されていました。
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晩年の大著「中国古代服飾研究」も展示されていました。
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鳳凰古城を歩く!
東門が見えてきました。
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東門に登ります。
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東門から見た南辺街です。
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うだつが上がった家並み
家の前には城壁が残っています。
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東正街の街並みです。
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灰色の瓦と白壁が調和しています。
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東門内には大砲が備え付けられていました。
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昔の農機具も展示されています。
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鳳凰古城の城壁です。
城壁上から東門を見たところです。
右側が旧市街
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城壁上から北門の方向を見たところです。
左側が旧市街
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北門に登ります。
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北門から見た城壁と旧市街(右側)です。
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北門から沱江(だこう)川が見えます。
川の向こうには古い家並みが連なっています。
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鳳凰古城を歩く!
うだつの上がった家並が続いています。
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軒先に並ぶうだつと提灯
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少し進むと鳳凰城と書かれた記念碑がありました。
揮毫したのは朱鎔基元首相のようです。
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反対側では観光客の記念撮影が行われていました。
鳳凰古城の撮影スポットになっているようです。
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路地に入ると昔ながらの狭い街並みが続きます。
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この通りもうだつの上がった家並みが続いています。
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両側には土産物店が並んでいます。
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この路地には赤い傘が飾られています。
インスタ映えする場所のようです。
赤い傘
昔、日本でもよく見かけた竹細工店もありました。
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