山中人独語

楽しかった海外旅行のエピソードをつづります。

カテゴリ: 文化・芸術

桜町の新開発ビルの開業まで1か月を切っています。
工事の進捗状況は90%以上だそうで、ほとんど出来上がっているそうです。
1階は国内最大規模のバスターミナルとなります。

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                天守再現プロジェクト展

「熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展」が熊本市現代美術館で開催されているので見に行った。
展示期間は、来年の3月18日(日)まで
「2016年の熊本地震により、まちのシンボルである熊本城も大きなダメージを受け、その被災状況は市民にも大きな衝撃を与えました。
修復事業が続く熊本城は今も多くの部分が立ち入り禁止となっています。
今回の『天守再現プロジェクト』はそのような状況を受け、『熊本の力になることができれば』と熊本出身の特殊美術監督三池敏夫氏と熊本市現代美術館がともに立ち上げた企画」
だそうです。(パンフレットより)

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熊本城が1/20の大きさで、精巧に再現されています。

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通町筋から見た熊本城
通町筋も精巧に再現されています。
右上に人が見えるので、ミニチュアだとわかりますが、人がいなかったら「通町筋から見た熊本城の写真です」と言ってもわからないでしょう(勿論、実物とはちょっと違いますが)。

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上通入口も精巧に再現されています。
さすが特撮監督の三池氏が手掛けたミニチュアです。

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郷土のデパート鶴屋もあります。

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新町方面もばっちり再現されています。

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下通入口もそっくりです。

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藤崎宮方面から見た上通入口

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ビルや日本家屋も本物そっくりです。

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ベランダに干してある洗濯物までそっくりにできています。

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交通事故もリアルに表現されています。

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昔の熊本城と城下町のジオラマも展示されています。
 
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別コーナーで、1/20阿蘇神社の楼門も展示されていました。

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            ステンドグラスギャラリーあかり

南阿蘇では、10月14日(土)まで、村全体を美術館に見立てた「谷人たちの美術館」が開かれている。
山中人はステンドグラスのランプに興味があったので、「ステンドグラスギャラリーあかり」に行ってみた。
工房と展示室を備えた「ステンドグラスギャラリーあかり」は南阿蘇一関にある。
 
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展示室の作品
とても芸術性に富んだランプが並んでいる。

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展示室の作品
値札もついているが、○十万の値段ばかり・・・!

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ステンドグラスのランプ
とても癒される色である。

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高いランプと低いランプ
どちらもとても素晴らしい・・・!

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ランプというより芸術作品に近い

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釣鐘型ランプ

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これも芸術性のあるランプ

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和室に合いそうな行灯(あんどん)風ランプ

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暖かい光を放つランプ

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置き型ランプとスタンド型ランプ

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置物としてもすばらしい・・・!

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ステンドグラスの置物
ステンドグラスを丸型に切ってはめ込んである。
とても繊細な造りである。

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興味のある方は、一度足を運んでみてください!
一見の価値ありです・・・!

「若冲と京の美術~細見コレクションの精華」が県立美術館で開かれているので見に行った。
ちなみに、「源氏物語と王朝文化の美」(細川コレクション)も別棟で同時開催されている。
9月16日から11月12日まで。

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「若冲と京の美術」と銘打たれているように、若冲の作品だけではなく、京に花開いた美術作品も同時に展示されている。
秋の一日、日本の美術文化を十分堪能するすることができる催しである。

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伊藤若冲の作品は15点ほど展示されている。
伊藤若冲は近世日本画家の一人で、江戸中期京で活躍した絵師
写実と想像を巧みに融合させた「奇想の画家」として曽我蕭白(そがしょうはく)、長澤芦雪(ながさわろせつ)と並び称されている画家
一時、日本で忘れ去られてしまったため、国宝級の作品が海外に散逸してしまった。
館内は撮影禁止なので、ポストカードを掲載します。

作品1(雪中雄鶏図)
鶏の羽毛一本一本まで細密に描かれている。
若冲の天才的技法を間近で見ることができる絵である。

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作品2(虻に双鶏図)

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作品3(仔犬に箒図)
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作品4(鶏図押絵貼屏風)
若冲の冴えわたった技法が見事に表現されている。

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作品5(伏見人形図)
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若冲の代表作(群鶏図)~小学館アーカイヴス(「日本の美をめぐる」より)
今回は展示されていない。
一羽一羽の鶏が詳細に描かれ、赤、黒、白の色彩も絶妙なバランスを保ち、全体として統一された群となっている。
天才的絵師伊藤若冲の真骨頂が発揮された絵である。

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樹下鳥獣図屏風~Yahoo!デジタル画像より
今回は展示されていない。
一つ一つの升目に色を塗った奇想天外な作品
遠くから見ると目に入らないが、近くで見ると一つ一つの升目を色で埋めているのがわかる。
133×357cmの六曲一双の屏風

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釈迦三尊像~Yahoo!デジタル画像より
今回は展示されていない。
動植綵絵とともに相国寺に寄進された仏像画
若冲が深く仏教に帰依していたことがわかる絵である。
左から普賢菩薩像、釈迦如来像、文殊菩薩像

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天野喜孝展~想像を超えた世界~
熊本市現代美術館に天野喜孝展を見に行った。
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パンフレットによれば、天野喜孝は1952年静岡市生まれ。
絵画、キャラクターデザイナー、イラストレーター、装幀家と多彩な才能を持った画家であり、幻想的で妖艶でもあるその作品は、ダイナミックであると同時に限りなく繊細であり、豊かな想像力と創造性を兼ね備えた画家でる、と書かれている。
山中人の私見によれば、天野喜孝は、色彩と構図の画家でもある。
美術館入口
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撮影が許可されていた絵画をアップします。
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絵画の全体
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絵画の全体
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他は撮影禁止だったので、ポストカードでアップします。 
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