山中人独語

楽しかった海外旅行のエピソードをつづります。

2014年08月

コルドバへ
白い風車を見た後、ふもとの村でトイレ休憩をとりました。
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庭先にドン・キホーテが淋しく立っていました。
サンチョパンサは、どこかな~!
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近くに小さな教会がありました。
この村の教会でしょうか?
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トイレを済ませた後、コルドバに向けて出発しました。
約280kmのバスの旅です。
バスの外は、オリーブの木ばかりです。
他の木は生えていません。
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延々とオリーブ畑が続きます。
この地方の子どもたちは、木の種類は、オリーブの木だけしか頭に思い浮かばないのではないかと、心配するほどでした。
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3時間ほど走ってコルドバに着きました。
コルドバは、ローマ時代以前から街が開かれ、8世紀中ごろ、後ウマイヤ朝の時代に首都として栄えたところです。
見えている建物は、メスキータ(モスク)です。
世界遺産に登録されています。
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手前の橋は、ローマ橋
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橋の手前には、カラオラの塔があります。
イスラム時代の要塞です。
現在は、博物館になっています。
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ローマ橋
頑丈にできています。
土台はローマ時代のもので、上部は幾度となく改築されてきたそうです。
ローマ人は、いい仕事してますね~。(笑)
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グアダルキビール川です。
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ローマ橋を渡り、コルドバ旧市街へ入ります。
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橋の上には、大天使サン・ラファエルの彫像が・・・
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ラ・マンチャ地方の白い風車群
旅5日目
ここで、もう一度、地図を見ておきましょう。
今日は、首都のマドリッドを離れ、スペインの南部、ラ・マンチャ地方に向かいます。
かの有名なドン・キホーテの故郷(ふるさと)です。
下の地図で、ラ・マンチャ地方と書いてあるあたりです。
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今日で、マドリッドのプラガホテルともお別れです。
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朝7時に朝食をとり、8時半に出発します。
さあ、今日もがんばるぞ~!
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マドリッドの市街地を抜けると、また、このような単調な景色が続きます。
ラ・マンチャ地方まで、130kmです。
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1時間半ほど走ると、道路標識が見えてきました。
右へ高速道路を降ります。
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すると、丘の上に風車が見えてきました。
これが、ラ・マンチャ地方・コンスエグラの風車群です。
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丘に上ってきました。
眼下にコンスエグラ村が見えます。
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コンスエグラの白い風車
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布を張らないと動きません。
今は年に数回動かす程度だそうです。
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青空に白い風車が映えます。
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風車と廃城と・・・
お城は修復中でした。
将来は博物館にしたいそうです。
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昔は風の力で穀物を脱穀していました。
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青と白と黒のコントラスト・・・
絵になりますね~!
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頂上の駐車場
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ドン・キホーテもこんなところを歩いたのでしょうか?
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トレド5
トレドの街歩き4
サント・トメ教会を見学した後、バスの駐車場へ向かって下りました。
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家と家の間に居室を造ってあるところもありました。
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狭い路地
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トレドの城壁
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城壁の外の新市街
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トレドの新市街で、象嵌細工の店舗兼作業場によりました。
トレドは、象嵌細工が有名です。
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店には、刀剣や鎧(よろい)兜(かぶと)が陳列されていました。
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馬の鎧兜、人の鎧兜、どちらもとても重そうでした。
こんな鎧兜を着て戦闘を行ったのでしょうか?
動きにくかったでしょう!
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夕食を食べるレストランの近くに、聖堂がありました。
夕日を受けてきれいでした。
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今日の夕食は、ローストチキンです。
前菜のスープ
皿が欠けているところが愛嬌です。(笑)
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メインのチキン
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デザートのアイスクリーム
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レストランで夕食を食べて、ホテルに帰りました。

トレド4
トレドの街歩き3
市庁舎の横の道を歩いていきます。
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しばらく進むと、両側にりっぱなレンガ造りの建物が現れます。
ユダヤ人街です。
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12世紀には、1万2千人のユダヤ人が住み、トレドは、世界で最もユダヤ人が住んでいる街だったそうです。
キリスト教徒とイスラム教徒の仲を取り持つ役割を果たしていたのが、ユダヤ人だったとか・・・
優遇されていたのですね。
家がどれもりっぱです。
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ユダヤ人街を抜けると、また、少しにぎやかな通りに出ました。
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通りを進むと、左手に小さな鐘楼が見えてきました。
サント・トメ教会の鐘楼です。
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サント・トメ、マジパン、コンフィテリアと書かれた看板が・・・
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マジパンは、トレド名物の洋菓子だそうです。
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サント・トメ教会の鐘楼
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サント・トメ教会は、注意しないと見過ごしてしまいそうな、小さな教会でした。
しかし、ここには、あの世界3大絵画の一つ、エル・グレコの傑作「オルガス伯爵の埋葬」があるのです。
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裏側の小さな入口から入ります。
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入口を入って、右へ進むと、突如、巨大な油彩画が現れます。
エル・グレコ作「オルガス伯爵の埋葬」です。
内部は、撮影禁止でしたので、UPできません。
ポスト・カードでご覧ください。。
下の絵が、壁面にはめ込んであります。
縦4.60m、横3.60mの巨大な油彩画です。
圧倒されます!
1586年~1588年にかけて描かれました。
エル・グレコの最高傑作といわれています。
画面上に天界が、画面下に現世が描かれ、明確に画面が上下に分割されています。
中央下に横たわるのが、オルガス伯爵です。
オルガス伯爵は、荒れ果てたサント・トメ教会の再建に尽力し、1323年に没したといわれています。
この絵の中に、エル・グレコ自身も登場しています。
わかりますか?
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トレド3
トレドの街歩き2
少し広い通りに出ました。
両側、土産物店が、軒を連ねています。
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しばらく進むと、中央に大聖堂の鐘楼が見えてきました。
絶景ポイント・・・!
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どんどん進んでいきます。
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大聖堂に近づいてきました。
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また、道幅が狭くなってきました。
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進入禁止の標識が・・・
車が通るのかな・・・?
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更に進んでいくと、突如目の前に大聖堂の鐘楼が現れました。
家と家をつなぐ渡り廊下も目の前に・・・
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大聖堂前の広場に出ました。
正面に、トレド市庁舎が・・・
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市庁舎2階には、左からトレド市旗、スペイン国旗、カスティーリャ・ラ・マンチャ州旗、EU旗が掲げられています。
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アユンタミエント広場から見た大聖堂
スペイン全土のカトリック教の総本山です。
左側の鐘楼は、90mあります。
大聖堂の内部も見たかったのですが、時間の都合で見れませんでした。
残念・・・!
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