リスボン
リスボンは、その恵まれた地形により、海の遊牧民フェニキア人をはじめ、数多くの民族による支配下で、海外交易の拠点として発展した商業都市です。
1255年の首都制定以降、西欧随一の美しさと謳われた街は、1755年の大j地震により壊滅しましたが、その後、見事に復活を遂げました。
テージョ川の河口に広がる街は、坂が多く、また、大きく7つの地区に分かれている形状から「7つの丘の街」とも呼ばれています。
旅8日目
いつもの通り、朝7時に朝食をとりました。
よし、今日も頑張るぞ・・・!
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ホテルの2階レストランから見た街の風景
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ホテルを9時ごろ出発し、最初に目に飛び込んできたのが、アグアス・リブレス水道橋です。
全長18km、高さ65m、ジョアン5世の命で1728年から20年の歳月をかけて造られました。
1964年まで使用されていたそうです。
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テージョ川沿いに着きました。
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釣りをしている親子連れも・・・
何が釣れるのかな・・・?
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テージョ川
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ベレンの塔(世界遺産)
16世紀、テージョ川を行きかう船を監視し、河口を守る要塞として建てられた見張り塔です。
正式名称は「サン・ヴィセンテの砦」
マヌエル1世の命を受けたフランシスコ・デ・アルーダが設計、1519年に完成しています。
マヌエル様式を代表する建築の1つで、純白のドレスをまとった貴婦人にたとえられています。
作家司馬遼太郎は、「街道をゆく~南蛮のみちⅡ」の中で「テージョ川の公女」とたたえています。
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軍事的機能を失った後は、船の通関手続きを行う税関や電報局になっていたそうです。
現在は、海洋博物館になっています。
1983年、世界遺産に登録されました。
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公園には、昔の水上飛行機が展示されています。
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4月25日橋
1966年に開通したときは、サラザール橋と命名されたそうですが、1974年4月25日に起こった「リスボンの春」と呼ばれる革命(カーネーション革命)を記念して、4月25日橋となったそうです。
対岸のアルマダには、高さ78mの台座の上に、28mのキリスト像が立っています。
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ヨットハーバーもありました。
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