カウナス
中世の面影を残すリトアニア第2の都市
カウナスは両大戦間の22年間、ポーランドに占領されたヴィリニュスに代わりリトアニアの首都となった。
杉原千畝が務めていた日本領事館もその時カウナスに置かれていた。
旧日本領事館(杉原記念館)
閑静な住宅地の中にひっそりと建っている。
現在は杉原記念館として保存されている。

記念館を示すプレート

裏庭から見た記念館
普通の住宅のように見える。

執務室

杉原千畝が書いたビザの拡大コピー
1940年の7月から8月にかけての1か月間、ユダヤ人を救うために約6000枚のビザが書かれた。
中には千畝がリトアニアを去る日の列車の中で書かれたビザもあるという。

当時の資料

家族との記念写真
右が杉原千畝、左が幸子夫人、中央に2人のご子息

命を救われたユダヤ人

スナップ写真
写真の下には、来館記念のためのチョコレートや本が置かれている。
来館者は、お金を寄付をしたり、寄付のために本やチョコレートを買い求めることができる。

現在、旧日本領事館は杉原千畝記念館として地元の人によって守られている。
日本人として感謝の念に堪えない。
