中尊寺の文化財
讃衡蔵(さんこうぞう)は、中尊寺に伝わる文化財・宝物を後世に伝える宝物館として、平成12年に建設されました。
3000点以上の国宝・重要文化財のほとんどが、ここに収蔵されています。

讃衡蔵内部は撮影禁止だったので「中尊寺を歩く」(中尊寺発行)からコピーしたものを掲載します。
讃衡蔵に入ると正面に3体の丈六仏が安置されています。
中央が阿弥陀如来像(もとは本堂にあった本尊)、右が薬師如来(もとは峯薬師堂にあった本尊)、左が薬師如来(もとは閼伽(あか)堂にあった本尊)です。
像高は266~273.3cm
3体ともに平安時代後期の作とされ、桂材で重要文化財になっています。

千手観音菩薩立像
桧材の一木造りで、平安時代後期の作とされています。
像高174.2cm

騎師文殊菩薩・四眷属像(きしもんじゅぼさつ・しけんぞくぞう)
平安時代後期の作で、もともとは経蔵の本尊として安置されていた仏像です。

一字金輪仏頂尊座像
中尊寺の秘仏で、奥州藤原氏三代秀衡公の念持仏と伝えられています。

中尊寺讃衡蔵の御朱印

月見坂
最後に中尊寺讃衡蔵の御朱印をいただいて山を下りました。

その後、麓のレストハウスで精進料理の昼食をとりました。

精進料理
