カテゴリ: アイラトビカズラ
アイラトビカズラの花!
アイラトビカズラの花
アイラトビカズラの花
菊鹿町相良(あいら)のアイラトビカズラの花が、見ごろを迎えていると新聞に出ていたので見に行きました。
駐車場から見たアイラトビカズラ
花は外側から見ても、どこに咲いているのかわかりません。

駐車場には、アイラトビカズラの伝説などが書かれた看板が立っています。

看板左手の階段を登っていくと、カズラに覆われた棚の入口が見えてきます。

中を覗いてみても、どこに花があるのか一見しただけではわかりません。

目を凝らして頭上をよ~く見ると、芳香のある暗紅紫色の大きな蝶形の花が房状になって咲いています。

豆果は、60cmに達するものもあるそうです。

アイラトビカズラは、日本では、菊鹿町と九十九島(長崎県)にしか自生していないマメ科、トビカズラ属に分類される常緑つる性植物です。
中国の長江流域が原産地とされていることから、偏西風か渡り鳥によって日本に運ばれてきたものでしょう。

1940年に国の天然記念物に指定され、1952年には特別天然記念物に格上げされています。

アイラトビカズラは、樹齢1000年といわれています。
幹回りが50cmに達するものもあるそうです。

藤の花を見慣れた目には、トビカズラの花は異様な色と形に見えます。

アイラトビカズラには、2つの伝説があるそうですが、それは立て看板に譲ります。
興味のある方は、立て看板を拡大してみてください。
右下をクリックすると拡大します。
